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マラッカ航海日誌補遺

白人向けタイ花嫁ネット紹介会社Sweet Singlesに集う中年白人男たち

今日のマレーシア紙"Star"の記事から(ロイター)。

インターネットで(事実上白人男性のみに)タイ人花嫁を紹介するSweet Singlesという会社が盛況らしい。本国にいながらネット上で写真を見せてもらい、しばらくメールで「お付き合い」をした後、おもむろに、幻想を抱いて花嫁を迎えんとタイに乗り込むという恐ろしいシステムらしい。

これは限りなく人身売買に近いレンタルワイフ紹介システムだと言わざるをえないと思う。

というのも、

約10000人の「外国人」男性が登録しているが、そのほとんど半数は離婚経験があり、国籍の内訳はアメリカ人60パーセント、残りのほとんどはオーストラリア、イギリス、ドイツ、スカンジナビア諸国(要するに白人のみ)で、男性の平均年齢は55歳から60歳である。男性の会費は3年間1700ドル以下。結婚紹介なのに、3年という長い会員期間があるのは奇妙である。

一方、20000人ものタイ女性が登録している。しかもその年齢は若く、20歳から40歳まで。女性は会員登録費たった700バーツ(今のレートで20USドルほど)。英語ができて中年の毛唐と結婚しようというタイ女性は、それ相応の「経歴」のある者も少なくないと思われる。若い女がタイで中年のぶっこわれ白人連れていたら、当然その種の人と見られることはわかった上でのことだろう。

男たちの弁が面白い。

52歳のアメリカ人Marc Sullivanという人いわく、

"I could not find anybody in the States. There was nothing in America for me. That's why I'm here,

典型的なクズ白人のせりふといえる。

"American women in my age are, basically, a wreck(難破船、残骸). They are physically and emotionally beaten up from relationships and life. They are untrusting...."

これも調子の良い発言だろう。私の見るところ、この男と同世代の女性(つまり50歳前後の女性)は、どこの世界に行ってもbasically、wreckである。これはたんに同級生と結婚した男が中年になって耐えられなくなり、若い適当な女を探しているが、自国では相手にもされないから東南アジアに求めているという買春ツーリズムの基本的な図式に、「結婚」というカバーかぶせて語っているだけ。

このSullivanという男(救急看護士)は、Sweet Singlesで27歳のタイ女性(「タイダンスの教師」だという。ほんとうは「タイマッサージの教師」だったりして)を紹介してもらい、Eメールで3週間やり取りしたあと12月初旬に彼女に会うためにバンコクに乗り込んできたところ。

"Just from the e-mail, I knew she was the one. I just knew.(なんだか昔の中学生みたいじゃないですか。「文通」で「この人しかいない!」と思ってしまった、という次第)

"I find Thai woman in general to be less self-centred and more family-centred,"he says... (うーん、性急に事を決める前に、タイにいっぱいいるお仲間さんのクズ白人たちに少しは取材したほうがよかったのでは・・・と思う発言。family-centredってのは、売春で赤ん坊が出来ても中絶したりしないで家族に押し付けてまたバーで働くようなことを言うんだろうか。)

別の白人男性のケース。

43歳のイギリス人Johnという人(姓は伏せている)は4年前にインターネット結婚紹介所を通じてタイ女性と結婚した。相手は32歳の「ビジネスウーマン」だという。

これがまた面白い。4年間もっているようだが、それには理由があるようだ。

男いわく、

"English woman are very demanding and they expect you to be goodlooking and have plenty of money and give them lots of attention.(これはだいたいどこの国でも女はそうだと思うけど。男はルックスが良くて金持ちが良いに決まっている。タイ女がそうでなかったとしたらなぜそうなっているのかのほうが問題。・・・・買春ツーリズムの構図が政治的に制度化されているからだろう。)

"They drink a lot and they smoke a lot and they eat a lot,"(タイ女もしょっちゅうなんか食ってるように見えるけど、食う量は白人女ほどではないかもしれない)

笑ってはいけないのかもしれないが、・・・・次の告白はこの結婚の「買春性」を端的に吐露している。

"I am not very good at getting women anyway. I'm not the best-looking guy in the world. I'm quite short and it's very hard for me to find an English woman who is shorter than me,..........I'm fed up with British women. They are not so loyal."

いかにも悲痛なぶっこわれ白人ぶりだがしかし重要な点である。

この男は白人世界の「政治力」がなかったらさらにこの何十倍もの金を積まなければならなかっただろう。彼は白人世界の一員であることによって、自動的にその政治力を帯びることが出来たのである。 白人」を客観的な政治勢力として取り扱うことの重要性を再確認できる事例である。

上のSullivanもJohnも、実際にこのエージェントにいくら支払ったかについては回答を拒否したという。相手の女性やその家族にいくら払ったかは、さらに闇の中である。

Sweet Singlesホームページ

http://www.sweetsingles.com/

一見していかがわしいアジア女奴隷紹介所としか言いようがない。

なぜ「アジア女性」なのか、というところで、これまで見た白人男の言いわけを読んでも、「もてないから(若い女は)買うしかない」「アジア女は安くて従順」という以上の理由は見出せない。

日本の「フェミニズム」運動家たちはなぜ、白人世界に野放図に広がるこの種の商売をまったく批判しないのかが不思議。日本に群生するいわゆる「肉便器」もこの延長に過ぎないのである。

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