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マラッカ航海日誌補遺

重婚の罪

タイの地元新聞を読む」からのネタ。

反安保評議会団体、ソンティ議長の二重婚疑惑を指摘

反国家安全保障評議会を標榜する市民団体"ピラープ・カーオ2006"は28日、国家安全保障評議会のソンティ議長が二重に婚姻届を提出していた疑惑があるとして、首相に対して調査を要請する公開書簡を提出しました。

 代表のノパルット・ワラチットウッティグン氏は、二重婚は法律に違反しているだけでなく、軍規にも反する行為であると指摘した上で、今後証拠を揃え検事総局を始めとする関係当局に告発を進めていく方針を明らかにしていました。

posted by Jean T. at 00:39| Coup D'etat

少年のころ日本に「重婚罪」があるということを知って私は奇妙でしかたがなかった。重婚罪にあたる婚姻は法律上の婚姻でなければならない。「日本は戸籍制度が完備していて二重に婚姻届を受け付けることなどありえない」と思ったから変な罪だなと思ったのである。

明治時代に重婚罪を定めたのは「日本はポリガミーを認めていない文明国である」ということを国際的に宣言する必要がまずあったからだろう。

技術的にも、外国で結婚してしまうという場合がある。明治の初めは戸籍も完備していなかっただろうし、オンラインで確認できたわけでもない。

今日でも、日本に妻のある男が、タイでもどこでも、バーの女と、でなくてもいいが、適当な女と結婚することにして当地の役所に書類を揃えて出せば、たいてい普通に受理されてしまうのだろう。その受理があった時点で「重婚罪」は既遂に達するということになるのだろうと思う。

日本のような戸籍制度のある国は韓国などしかないだろうから、タイなどで婚姻届を二重に受理することは普通にありそうなことである。

このソンティという人はムスリムだから、イスラム法上は妻は4人まで迎えることが出来る。タイではムスリム以外でも婚姻外の事実婚は広範に行われていて、誰もそれに文句を言わないのだから、なんでわざわざ正直に届けを出すのかよくわからないところ。

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