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マラッカ航海日誌補遺

スラタニ Surat Thani

ようやくハジャイを出る決心がついた。何という魅力があるわけでもないが、特に不快なことがなかったので長居してしまった。

4月24日。

10時半ごろハジャイのホテルNew Worldをチェックアウトし、バス停へ。モトサイで30バーツ(インドやネパールじゃないので値切らない)。

バス停窓口でナコン・シー・タマラートまでのチケットを買う。176バーツ。

バスは11時ごろ発。

3時間ちょっとでナコン・シー・タマラートに着。これがまた、バス停あたりから見渡す限り、がらんとして何もなさそうな町。バスターミナルの近くに宿が一軒も見当たらない。

ガイドブックもないのでここでうろうろするのは時間とカネの無駄になりそうだ、と思い、ローカルバスで次の町まで行ってしまうことにした。途中でまとまった町があればそこで降りてもいい。

ローカルバスの終点のスラタニまで70バーツ。 スラタニ行きのバスには、Suratとだけ書いてある。

バスは海外沿いを走り、潮の香りがずっと続いている。わりときれいな海が所々に見える。人影の少ない浜辺らしいものも見える。

非常に暑い。マレー半島は北に向かうごとに暑くなる。

シチョンという町を過ぎると海の気配はなくなり、低山が見えるようになる。今度は森の強い香りが窓から入ってくる。しかし暑い。爽やかというわけには行かない。

以前はタイでよくクイッティオを食べたが、今は食べる気がしない。味を思い出しただけで体に悪そうである。ナンプラと味の素の濃い味。ハジャイで一度バミーを食べたら豚を入れられた。やっぱり臭かった。近頃は豚は食わない。

下手に屋台のものを食べるより、セブンイレブンで5バーツの菓子パンを2つくらい買って食べたほうが安上がりで味もマシかもしれない。Red Bean Bunは日本のアンパンを真似したものだろうが、クリームパンのコピーよりはマトモにできている。

米もパンも、このあたりではインドネシアが一番おいしいと思う。

午後6時過ぎ、スラタニSurat Thaniの町に入る。比較的小さな町に見える。わりとまとまった街道がある。適当なところでバスを降り、近くにあったThai Thani Hotel(中華大旅社)という安旅社に入る。240バーツ。フロントの姉ちゃんはたいへん愛想が良い。スラタニにはやたらにThaniのつくホテルが目立つ。

毛唐は目立つほどはいないが、ネット屋には2,3人固まっていた。ここはプーケットから一本道のはずだが、外人ツーリストがいそうな雰囲気はあまりない。しかし宿でも飯屋でも英語は割とよく通じる。それに町の人の表情は穏やかなほうである。

そういえば今回タイに入ってからあまりタイ式のしかめっ面を見ていない。あれはおもに北部の文化なのかもしれない。

と思っていたらこの日、夜番のフロントであのしかめっ面をはじめて見た。しかしチェンマイあたりほどキレがよくない。チェンマイあたりはタイ式しかめっ面の本場だと思う。彼らはあれがカッコイイまたはクールだと思っているようである。

25日。白人ネット屋は早朝からあいている。入ってみると、ここは白人経営だった。例によって、気持ち悪いタイ女とくっついている白人だった。タイ女も例によって非常に感じが悪い。ここは白人濃度のきわめて高い完全な白人租界である。カフェも兼営しているが入ってくるのは白人ばかり。非白人はタイ女の友人らしい女がひとりいるだけ。

ネットの接続も悪い。グーグルドキュメントが開けない。3時間そこでつぶした後、隣のローカルのネット屋が開いたのでそちらに移る。こちらは店も清潔で冷房も入って接続も良い。グーグルドキュメントはすぐに開いた。客はローカル中心で何より雰囲気が静かなのだが、毛唐爺が一人入ってきた。

毛唐は自分たちの居場所があるのに、外にも進出しようとするのである。

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