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マラッカ航海日誌補遺

マレーシア国歌にラップ版、痛烈批判に政府激怒

言論の自由がほとんど無いようなマレーシアだが、タイよりは多少マシなようだ。

   
【マレーシア】8月31日に独立50周年を迎えるマレーシアで、国歌「ヌガラク(わが国)」の改作騒動が波紋を広げている。

 問題作を発表したのは、ジョホール州ムアル出身の華人で、台湾銘伝大学メディア学部に留学中の黄明志さん(24)。国歌の歌詞と政府のブミプトラ政策(マレー系と先住民の優遇政策)などを皮肉る福建語交じりの中国語歌詞によるラップ調だ。自らが出演したビデオクリップは、先月から動画サイト「ユーチューブ」などを通じ広がった。

 例えば歌詞の内容はこうだ。

 「警官はペンを持っていても、滅多なことで切符は切らないよ。喉が渇いているから、お茶が飲みたいだけさ。砂糖を入れればほら、彼らもにっこり」

 「毎朝5時にモーニングコール(モスクの礼拝呼び掛け)で起こされるよ。数カ所から同時に聴こえてきて、ラブソングのデュエットみたい。ときにはR&Bにも聴こえるよ。声はニワトリみたいだけど、ニワトリより早起きさ」

 「政府がブミプトラだけ面倒見てるなんて批判するなよ。公平な待遇が受けられないとか言うなよ。かえって華人が苦労をいとわないことが証明できるじゃないか」

 「政府職員はもっとすごいよ。何をするにもゆっくりでいいんだ。長蛇の列でもお構いなしさ。菓子を取り出し食い始める。汚い言葉でののしっても問題なし。だって、警備員も夢の中さ」

 マレーシアのライス・ヤティム文化・芸術・文化遺産相は9日、マレー語紙ハリアンメトロの取材に対し、「(黄さんが)反省し謝罪しなければ、国家反逆者だ。独立記念日後に警察に告発する」と警告し、国内治安省に関連資料を提出したことを明らかにした。

 当の黄さんは「作品に批判の意味合いはなく、宗教を侮辱したり、民族主義を扇動する語句もないし、国歌の意味を歪めることを意図したものでもない」と意に介さない様子。これだけ風当たりが強い状況では、しばらく里帰りはお預けとなりそうだ。

 マレーシアの野党各党は、痛烈な政府批判を繰り広げる黄さんをむしろ支援。マレー系野党の人民正義党までもが黄さんに入党を呼び掛けた。

 人民正義党の青年団長は、「ラップ版国歌は卑俗な単語と不適切な表現が出てくるが、抑圧された若者の思いを代弁しており、公平で公正な国家政策を望む内容だ」と支援を惜しまない姿勢を示した。
http://www.newsclip.be/news/2007811_014544.html

               
これらしい。http://www.youtube.com/watch?v=cE9nPk5y0g8

警察官が喉が渇いて甘いお茶を飲みたがるのは糖尿病だからだろう。マレーシアの男子トイレには蟻がたかっていることがある。

そういうのはいいとしても、こういう文句は悪趣味だと思う。

「毎朝5時にモーニングコール(モスクの礼拝呼び掛け)で起こされるよ。数カ所から同時に聴こえてきて、ラブソングのデュエットみたい。ときにはR&Bにも聴こえるよ。声はニワトリみたいだけど、ニワトリより早起きさ」

決められた時間に礼拝することがムスリムの宗教生活の基本的な要素だとすれば、その営みを茶化すようなことは他人の信仰を茶化すことと同義だろう。

         
ところで、「タイ国王様マンセー」で(君が代はろくに歌ったこともないくせに)タイ国歌が流れると嬉々として直立不動の姿勢をとるタイヲタ諸君はこういうニュースをどう読むだろうか。


マレーシア嫌い、イスラム嫌いのブタ食いタイヲタとしては「いい気味」だろうか。

それともシナ人も嫌いなので「やっぱりシナ人はけしからん」ということになるのか。

         
白痴なネットウヨの中には、タイなど一度も行ったこと無いのに都合の良いエピソードを引いてきて、いまだに「タイは親日」幻想を垂れ流している人がいるようだ。(こいつなんかが典型:http://ameblo.jp/lancer1/entry-10042379491.html コメントしてる連中はさらに哀れなネトウヨ揃い)。

まあそういう人達は、昨年のタイ国王戴冠50年式典のときにタイで「現実」を見ることもなくて幸せだったと言うべきかもしれないが。

こういうネットウヨたちが言いたいことは要するに「日本は孤立していない」「嫌われていない」ということである。

彼らは「孤立」すること、「嫌われること」がこの世で一番怖い人達なのだろう。独りでいるのが怖くて怖くてたまらないという点で、左翼と少しも変わらない。

自分=日本、はいいだろう。

左翼が何と言おうとこの世界はそういうものである。外に出ればそういう扱いを受けることが多い。

しかし、

自分が孤立するのが怖い/嫌われるのがこわい

=日本が孤立するのが怖い/嫌われるのが怖い・誰にでもいいから好かれたい、

→アジアに「親日国」を探しまわる(なぜかイスラム国は除外される)

となると、話はまた別である。

糞左翼に転向する元右派の政治家も少なくないように、ネットウヨたちもまた状況次第では何時左翼・糞サヨに転向してもおかしくない。彼らはただ一人で居るのが怖いために「共同体」を求めるのである。

彼らは孤立が怖いあまりにアメリカに大股を開き(やった後は当然のようにそっけなく放り出されるだけだが)、ベンチャラを言ってもらいたいあまりタイにさえ諂い、小汚いタイ男にも股を開きかねない。

「やさしい人が好き」「やさしさが欲しい」といっているキモい女と変わらない。

これが恥ずかしいタイヲタ、およびタイ幻想ネットウヨどもの心の現実であろう。

私は「個」とか「個人主義」を称揚しようというのではない。彼らのひ弱さを哀れむだけである。しかしまた、ひ弱な連中がモブになり権力に近づくことほど怖いことも無い。
       

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