天皇陛下が、昨日「漏電」でボヤ騒ぎがあったばかりのバンコク・ドンムアン空港にご到着になった様子を、たまたまホテルのテレビで見ることができた。午後のニュースでチラッとやっていた。
まあ、「各国王族」の一人ということで、大変小さな扱いであったように思う。
迎えに出てきた背の高い人は、役人のような風采だったから外交官かと思ったがどうやら皇太子だったようだ。いろいろ噂のある人らしい。
天皇陛下もお疲れなのか、力を抜いておられるように見えた。
タイのテレビなので視点がどうしてもタイ皇太子中心になり、天皇はぼやけてしまっていた。
天皇陛下が皇太子と握手しながら、少し深すぎるお辞儀をされているのを見て、私はしみじみ、天皇も日本人なんだな、とか、不敬なことを考えてしまったものである。
ほかの王族たちとはご様子が違う。
天皇はhumbleな方であるといっていいかもしれない。
日本在住のあるスリランカの(上座仏教の生臭い)坊さんの(与太)話では、「謙虚な人が高いカーストに転生する」のだそうで、その典型例が天皇陛下であるとか(この辺は処世術のゴマすりだろうが)。しかし、上座仏教の坊さんなら自分が今生でアラカン果を得ることを目指して修行に専念すべきであるにもかかわらず、どういう人がどんな転生をするかなんてことを熱心に研究しているということ自体、このセクトのいかがわしさの証明であろう。
聖書に"He is humble.."とある(「イザヤ書」のインマヌエル預言といわれるところ)。
しかしまた、「神聖なものを犬に与えてはならない。ただ向き直って噛み付いてくるだろう」「豚に真珠を投げてはいけない」というのもキリストの言葉である。
これは「人を裁くな」という文脈から派生するが、その意味を別の角度から捉えたものであると私は理解している。
「神聖なもの」つまり聖なる言葉や行為を、それにふさわしくない連中、その価値を理解できない連中に与えるのは、無駄であるだけでなく有害でさえあるということだろう。
知恵のある高い立場から「人を裁く」ことも、相手の器量を超えた「聖なるものを与える」ことになると解することができると思う。
このことは「神聖なふるまい」(今の場合は「humbleなふるまい」)を他者に与える場合についても当てはまる。
タイ皇太子は、深く頭を下げる相手にはあまり頭を下げず、そり返って偉そうにしている相手には深々と頭を下げていた。これは「犬」の特徴と一致するといわなければならない。
したがって、天皇陛下に対してはあまり深く頭を下げてはいなかった。
黒人の賓客も映されていたが、テレビでの扱いはやはり粗略だった。
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タイ人は豚も犬も大好きのようである。国王も犬が好きなようだ。
しかし、路上の野犬を何とかしない(できない)限り、タイは先進国の門口に立つことさえできないだろう。
私は犬も豚も嫌いである。豚を飼っているところで豚の生態を見てから、豚肉を食べる気がしなくなった。
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両陛下の東南アジアご訪問のご日程
http://www.sg.emb-japan.go.jp/Japanese/GaikoJuritsuKinen/nittei20060530.htm
お泊りになるホテル
シンガポール・・・・・・・・フォーシーズンズ・ホテル
クアラルンプール・・・・・ホテル・ニッコー
バンコク・・・・・・・・・・・・ナイラート・パーク・ホテル
Author:Kuantan
http://iscariot.cocolog-nifty.com/kuantan/
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